こんにちは,PTA本部です

春の時期,PTAについて消極的な報道が流れる気がします。保護者の皆さんは不安を感じられることでしょう。こうした事情を踏まえて,八幡小PTA活動について,簡単なご案内をいたします。

例年ほとんどの方が加入して下さいますが,PTA会員になるかどうかは,保護者や教職員の皆さんの判断にゆだねられています。そして八幡小では,PTA会員でない保護者やそのお子さんに異なった待遇をしません。これまでもそうでしたし,これからもそうです。

PTAって何?

すべてを語ることはできません。私どもPTA役員経験者にとっても,この一言で説明できるという定義が見つからないのです。ですので,PTAについて,その一部を語っていると思ってこの先をお読みください。多少主観が混じっているかもしれませんし。

PTAが果たす役割

保護者である私たちは,子どもたちが幸せに,そして健全に成長することを願っています。その目的の中で,学校は主に子どもたちの学力と社会性の向上を目指し,PTAはそれに伴う庶務を担います。

運動会を例にとるとわかりやすいと思います。学校では,運動会での競技や出し物のために,長い時間をかけて子どもたちを指導します。でも,運動会に来る保護者のために駐車場を整備する,来賓が過ごしやすいようにテントを張る,お茶を用意するとかになると,学校教育の分野からいくらか離れます。このあたりは,運動会を楽しみにしている保護者にも手伝えることがあるはずです。先生方の手が回らない部分をPTAが補います。

運動会は,地域の方々との交流の機会でもあります。子どもたちが幸せに成長するためには,自分の育つ地域の中で温かい交流が必要です。PTAは様々な行事で地域の役員をしている方々(学校行事に来賓として来てくださる方々)と知り合います。この交流によって,他の保護者やお子さんとの橋渡し役となり,学校と子どもたちが地域との交流を深められるようにお手伝いします。

PTAは,学校内の学年や地区を横断する組織です。PTA活動で知り合った他の役員さんとは特別な絆が生まれ,他では得難い人間関係になります。他のクラブ活動もそうですが,こうして得られた人間関係は,何か問題が起きたときの解決に役立ちますし,情報の共有という点でもメリットがあります。

PTAは社会教育団体ですから,学ぶ場です。親子,または親だけを対象にしたセミナーや講習会が開かれますので,親として,また一人の人間として学習し成長する機会が与えられます。PTA活動自体も,他の役員や保護者と協力しながら事業を進めるうちに学ぶことがあり,多くのことを吸収できます。PTA活動に携わった多くの方が,「たいへんですが,充実感や満足感を味わえる」と言います。

PTAには,例えば花壇の世話など,子どもたちの環境を改善する役割もあります。会費を積み立てて備品を購入することもあります。こうして保護者全体として学校にかかわり,子どもたちの健全育成を目指しています。

そうか!学校にはいつでも行けるんだ

PTA役員になると,何かやることがあるたびに学校に行きます。一人で行くこともあります。職員室や校長室にも出入りします。最初は緊張しますが,慣れてくるとそれが当たり前になります。校内を歩けば,自分の子どもを含めて,学校の普段の姿を見ることができます。子どもたちが廊下をぞうきんで水拭きしているのを見ると,よくやっているなと思います。見違えるようにきれいになります。たびたび会うので,顔見知りのお子さんもできます。ささやかですが,君たちを見守っているよ,というメッセージが伝われば嬉しいです。その子たちが親になった時に,そうか,あれはPTAの人だったんだと思い出してもらえたら,とても嬉しいです。さらに,PTA役員を含めボランティアの学校訪問は,不審者の早期発見にもつながります。(平川理恵氏のセミナーで,出入り業者が生徒の体操着を盗んでいるのを見つけたという事例を報告されていました。このセミナーもPTA本部に案内が来て参加したものですが,たくさんのことを学ばせてもらいました)。

できないこともある,大切なのは気持ち

家庭の事情で,たびたび学校に行くのは難しい,参観日や運動会にも行けないことがある,という声も聞きます。健康上の問題を抱えている方もいるでしょう。現実的に考えて,誰でもPTA活動ができるわけではありません。もしPTA活動に参加するのが難しいとしても,応援の気持ちだけで十分です。PTA活動にご理解とご協力を賜れるなら,大変ありがたいです。

私たちはPTA活動に意義を感じています

保護者,学校,そして地域が子どもを育てています。そこに何かしらのかたちでPTAが役立っているものと思います。私ども役員は,そうであってほしいと願っています。