あいさつ運動再開
コロナの影響で、これまで継続してきた「あいさつ運動」を2年間見合わせていました。今でも感染症への配慮が必要ですが、私たちはリスクを考えながら、あえてPTA活動を再開したいと考えています。
この2年間で感じたのは、(語弊があるかもしれませんが)「PTA活動しなくても、何も問題がない」ということです。
では、PTA活動がなくてもいいのか、と問われると、そうではない気がします。というのは、保護者である私たちが学校に行く機会が減ると、学校との距離が遠くなってしまい、学校での子どもたちの様子や、自分の子どもにどんな先生が関わって下さっているのかが見えなくなるからです。
八幡中では学校ホームページでかなり詳しい発信をしてくださっていて、とてもありがたいです。それでも、実際に学校に行き、授業参観、懇談会、行事見学、その他PTA活動に参加して感じる感触とは別物です。
そこで、手探りではありますが、PTA活動を企画することで、保護者として学校に関わる機会を増やすのは本部の務めではないかと考えています。
八幡中では、学校の方針として「居心地のいい八幡中」、「あいさつの出来る八幡中」、「いじめのない八幡中」を目指しています。この中で、保護者の私たちが具体的に協力できるのは、「あいさつ」かなと思います。そこで、これまでの事例を考えて、年に3回「あいさつ運動」の週を企画しました。
これまで通り学校生徒玄関前での声掛けに加えて、自宅付近の交差点などに立ってもらう、2通りの方法で参加してもらうことにしました。交差点や横断歩道などの交通の要所に立ってもらうと、交通安全の意識向上や地域のボランティアの方との交流も生まれるかもしれません。
保護者全員に案内を出して、応募して下さったのは12名。玄関前が5名、自宅付近に立ってくださるのが7名でした。率直に言って少ないと感じましたが、ボランティア募集の形式でしたからこれでいいと思います。考えてみれば朝8時前後に家を空けるのはハードルが高いと思います。
これは試験的運用ですが、いつか八幡中でもすべてのPTA活動がボランティア募集で成立するようになってほしいと思っています。
さて、あいさつ運動で学校玄関前に行ってみましたが、新鮮でした。教頭の山口先生は、走り回って子どもたちに声を掛けています。教務主任の新井先生は、挨拶と同時に生活指導をしています。こうやって子どもたちは整えられていくんですね。校長の小川先生がいらして私たちに声を掛けて下さいます。こうした積み重ねで先生方と触れ合い、お近づきになり、信頼関係が築かれていくのではないでしょうか。
また、自宅近くで参加して下さった方も、いかがだったでしょうか。八幡中の生徒はしっかりあいさつを返してくれるので、気持ちがいいと言われます。また、ご近所からどんな子が通っているか分かり、何日か続けていると、ちょっとした会話のチャンスがうまれたことと思います。
参加して下さった保護者有志の皆さま、大変お世話になりました。
朝から猛暑だったので、ピロティーの日陰に立たせてもらっています。「おはようございまーす!」