環境奉仕作業の実施
コロナの影響で2年間途絶えていた夏休み中の「PTA環境奉仕作業」をやってみました。これは3年生の学年委員が兼任する「施設委員」が中心となって、学校設備のメンテナンスなどを行うもので、これまで換気扇の分解清掃、エアコンフィルターメンテナンス、校庭の草むしりなどが行われていたようです。
「ようです」って頼りないですが、私たち本部役員も経験したことがないので、これまでの様子をお聞きして、手探りでやるしかありません。でもそれでいいんです。これまでやってきたことを、寸分も変えずに継承することがPTAの役割ではないと思います。「先生方に寄り添い、協力する」という趣旨を外さなければいいのです(たぶん。
何をどうするかを、これまでの方法に縛られる必要はなく、いま必要とされていることに注意を払い、それを具体的な形にすればよいと思います。正解は一つではないはず。やってみれば学べます。これはやる必要がないな、ということもあるでしょう。前例にとらわれず、より良い協力の仕方を追求すればいいのだと思います。
当初は校内の設備メンテナンスと校庭の草むしりを考えていたのですが、教頭先生から、校庭の草むしりにより強いご希望を伺いました。
ここからが私たち本部サイドの出番になります。2部構成を企画しました。日曜日と決まっていた環境奉仕作業は手作業ですが、その前の日に刈払い機でがっつり草を刈ろう。日曜日は機械で難しい部分の草刈りや、刈った草の回収をやれば、実効性のある作業になるのではないか。
新しいことをやるのはドキドキです。これまでのやり方に近い日曜日の手作業草刈りはいいとして、前の日の刈払い機持参の草刈りに応募して下さる保護者はいるでしょうか?
なんと、6名の保護者の申し出がありました(祝!、ありがとうございます。
しかも、先生方の力になろうという企画だったのに、先生や校務員さんも出て下さるそうです。当日は都合9台の刈払い機が稼働することになりました。
わたしも作業員の立場だったので、その素晴らしさを伝える写真が撮れていないのですが、刈払い機による草刈り、そして次の日の草回収も、成果がありました。
何よりも嬉しかったのは、保護者、校長先生をはじめとする先生たち、そして子どもたちもボランティア精神を発揮してくれたことです。
世の中にコロナウイルスもあるけど、こんなに美しく温かい、「応援」や「善意」という雰囲気がある、このことを実感できたのが嬉しいです!
上手く構成できませんが、2日間の記録です。
200以上の草の詰まった重い袋を数日かけて新井先生に高浜クリーンセンターに運んでもらったことは、今後の改善点だと思います。保護者で手分けするか、費用を出して外注することもありだと思います。
9月1日から新学期、15日は体育祭です。子どもたちが学校で学ぶ環境を整える活動は、たいへんでしたがやりがいがありました。刈払い機組の保護者の皆さん、施設委員や保護者の皆さん、一緒に汗を流して下さった先生と校務員さん、とっても気持ちよく手伝ってくれた子どもたちに御礼申し上げます。ありがとうございました。